ドアのデザインを決める前から、ドアハンドルはコレ!と決めていました。
堀商店のものです。
堀商店の創業は1890年。
日本の老舗西洋金物店です。
とはいえ、現代の住宅に取り入れても、とても「ハイカラ」なデザインです。
丈夫で長く使え、重厚で美しく、使い込むほどに味わいを深め、毎日の暮らしを豊かにしてくれる、そんなコンセプトで作りつづけている「ホンモノ」の実力でしょう。
我が家で使っているのは、フェロネリシリーズの中のレバーハンドルとノブ、取っ手です。
手作りの風合いを生かし、規格品にはない個性的で落ち着いた”雰囲気”のフェロネリシリーズ。
フェロネリとは「鍛冶屋、またはその製品」を意味するフランス語だそうです。
ドアはベイツガの無塗装のものを現場で塗装しています。
多くの場合、ドア・レバーハンドル・丁番とすべてセットされているメーカーのものを選びます。
(パナソニックとか、大建とか)
もちろん今風のデザインのラインナップがたくさんあり、選ぶのは楽しいですよ。
でも私のイメージする建具はどのメーカーにもなかったので、ドア・レバーハンドル、別々に選び、色も現場で調色して、塗ってもらいました。
選んだり、別々に発注したりする手間はかかりますが、値段はメーカーのセット品の場合と比べてそう大差ありません。
このちょっとの手間が、こだわりを感じさせる家になっていくわけですね。
新築でも、リフォームでも、低予算がご心配でも、
どうぞお気軽にインテリアデザインのご相談、ご依頼下さいませ