「リビングのコーディネート」解説と写真、家具・色と照明、リフォーム

コーディネートのコツ:アートと照明、家具を合わせる方法

【アートのある暮らし】

部屋にアートを飾るコツを知る方法は、センスの良いインテリアショップに行くことです。 
ホテルも素敵ですが、空間が大きく、自宅で真似するのは少し難しいです。

  • 今回伺ったのは福岡の「プロポスタ」さん。
    九州で、アルフレックス、モルテーニを見られる数少ないショップです。

    家具ショップというより、個人邸のような落ち着きがあり、訪れるたびに学びがあります。

    アートと家具、照明の組み合わせはとても勉強になります。

一人掛けソファ + フロアスタンド + アート

  • 一人掛け、フロアスタンド、そしてアート。
    王道の組み合わせです。
    色をリンクさせるだけで、見映えが整います。
  • 一人掛けは、読書やお茶など一人時間に最適。
    姿勢が崩れにくく、座っていない時も絵になります。

3つのランプ + 一人掛けソファ + アート

  • フロアランプ、テーブルランプと3つもあり、違うデザイン、色ですが、見事に調和しています。
  • ブラックは左のアートから、
    ゴールドはイエローのソファから色を拾い、バランスを保っています。
  • アートを目線より低い位置に飾ることで、落ち着いた印象になります。


空間を言葉で分析すると、「なるほど!」と理解が深まり、真似しやすくなりますよ。

色をリンクさせる : ソファ + アート

  • 照明に、
    「壁の間接照明、球体のランプ、傘のランプ、天井からのスポットライト、そして、自然光」と、
    たくさん使われています。
  • 色では、アートの色から、
    スツールの濃いスモークブルー、
    ソファとクッションのややくすんだ水色が合っています。
  • この上質な空間で過ごしたら、穏やかになり、癒されますね。
  • この癒し&上質空間を作るキーワードをあげてみます。

    ▫淡いトーンのカラースキーム、黒とグレーがほぼ無い
    ▫アート~クッションの色をリンクさせる
    ▫高さの低い家具、低いフロアランプ、光源の見えない間接照明
    ▫ツイード調のピンクの生地やベルベット素材のスツール
    ▫ラウンジチェア
    ▫丸いラグ、床がジュータン
  • 淡い色、丸みを帯びた家具やオブジェ、ほのかな灯りを集めるなど、
    あなたのお部屋でも取り入れてみてくださいね。

プロポスタさんでアルフレックス、モルテーニ

  • 本日は、お客様と約一年越しでプランを練ったモルテーニのワードローブの内容が、ほぼ決定しました。


    最後に決めたエコスキントレーの赤茶の色が、エルメスのレザーをイメージさせて気分があがりますね✨

「癒しのリビング」ソファ+ラウンジチェア


#ラウンジチェア, #カッシーナ, #ムーン, #カッシーナイクスシー青山本店

  • ラウンジチェア。
    これこそ、一人時間を堪能するためのものです。
  • ソファとは違って、完全に座る空間を独り占め。
    背もたれが低いタイプですと、案外小振りなサイズ感です。
  • ソファ+ラウンジチェア、
    もしくは
    ラウンジチェアx2、
    という置き方もできます。
  • 写真のチェアのサイズはW790 × D660。

    座ってない時でも佇まいが美しいのがラウンジチェアの特長。

    アイテムが小さい分、選ぶ生地をランクが上のものしてみると贅沢感が増します。

くすみ色×補色でセンス良く見せる、色と素材の黄金バランス

【Interior tips 大胆なカラースキームだけど子供っぽくならない秘密】
  • オレンジ色の壁に青緑のソファ。
    なかなか即決しづらい配色です。
  • もっと原色に近いオレンジと青だった場合は、かなりファンキーな印象になります。
  • しかし、この配色はどちらの色もグレーを混ぜて彩度を抑え、くすみ感のある落ち着いた色合いにしています。
  • また、2色は「補色」と呼ばれる反対色の組み合わせです。
    これが、
    「なんだか垢抜けて見える」
    「普通っぽくない」
    「センスが良い」
    と感じさせるポイントです。
  • ここに大人っぽさを加えるには、「素材の良さ」を優先してください。

    この写真の例では、ベルベット生地の一人掛けソファや、ウールとコットン素材の厚みを感じるラグがそれにあたります。
  • 素材の良さは、体感に勝るものはありません。

    言葉では伝えきれませんので、家具を購入する際は、ぜひ実物を見て触れてみてください。

    あなたの大切な体を預ける家具ですから、大事に選びましょう。✨😌✨

【撮影場所】カッシーナ・イクスシー青山本店
【撮影者】メイデザイン 松永真由美

🔹コーディネートのご依頼は、プロフィールのwebsiteからお気軽にお問い合わせください😊
@interior_maydesign

心地よさを演出する色と素材、くつろぎ空間のインテリア

【リラックス感を感じるスタイリングのポイント】
  • 雲のような柔らかい印象のフォルム
  • くすみカラーの起毛の生地で、触り心地が柔らかい
  • 後ろのレースは透け透けすぎず、程よい目隠し感
  • 厚みで安心感をあたえているマスタードイエローのラグ
  • ラグの色に合わせたクッションで、色のバランスを整える


心地よさを保ちながら、エレガントで洗練された印象のスタイリングです。

【ソファ】
カッシーナ・イクスシー
「モンクラウド システムソファ」

【撮影場所】
カッシーナ・イクスシー福岡

【撮影者】
メイデザイン 松永真由美


*コーディネートのご依頼は、お気軽にお問い合わせください。
@interior_maydesign

個性的な色のアートが浮いてしまう時の対処

【Interior tips】
シンプルな色合いの空間に個性的な色のアートを掛けた場合、アートが浮いてしまうことがあります。
それを軽減するために、アートの中にある色を、空間の「何か」に繋げると自然な感じで調和します。

  • この写真の場合は、センターテーブルの上に置いてある赤いオブジェですね✨

    小さいもので繋げると、違和感なく馴染みます。
  • 【もしソファの背面にアートが無かったら】

    この写真の赤いアートの部分を指で隠して見てみてください。

    ちょっと無難なリビングに見えませんか?(、、、なんて失礼過ぎ😅)
  • でも後ろの赤いアートが、この空間のグレード感を上げていることは、間違いありません。

    「アートの赤とベージュ」を、「小物とクッション」に取り入れています。

この手法は簡単に真似ができますし、効果が高いです。

  • 「お部屋がなんか無難だなぁー」と感じたら、
    「ソファの後ろに個性的な大きなアート」&「アートから色を取り入れた小物」
    を試してください✨
  • 【撮影場所】
    #カッシーナイクスシー
  • 【撮影者】
    メイデザイン 松永真由美


🔹コーディネートのご依頼は、プロフィールのwebsiteからお気軽にお問い合わせください😊
@interior_maydesign

インテリアはプロに頼ると失敗しない?「一生モノのセンス」を身につける方法

1年半お付き合いしたお客様の新居のお引き渡しが無事に終わりました。

お会いした当初、マンションの敷地はまだ更地。
設計変更やオプション選びから始まり、家具・カーテン・照明・家電まで、幅広くご相談いただきました。

pic.1 床と建具の色選びからご一緒しました。

遠方にお住まいだったため、福岡での集中ショップ巡りに加え、オンラインやLINEビデオ通話も活用しながら進めていきました。

pic.2 IKEAにもご一緒しました。塗装用ペンキの色を決めているところです。

もともとある「センス」を引き出す

  • ご夫妻は最初、「センスがない」「自信がない」とおっしゃっていましたが、
    今では「これ、どう思いますか?」と見せてくださるものがどれも素敵です。

    つまり、「インテリア力」がしっかり育ったということ。
    いえ、実際には「もともと持っていたセンスを少し引き出した」だけだと思います。

そうしたお客様はとても多く、私の役目は、内にあるセンスを引き出し、自信をつけていただくこと。
結果として、「自分で整えられる力」が身についていきます。

インテリアは「好き」だけでは整いません

  • 「好きなものを集めれば素敵な部屋になる」と思われがちですが、それだけでは空間は整いません。
    インテリアコーディネーターの仕事も、「好き」だけでは務まりません。

    家は、機能だけでなく、心を癒し、安心を与え、ときに力をくれる場所。
    だからこそ、空間づくりには責任が伴います。

コーディネートが終われば、私の役目はいったん一区切り。
でも、お客様の暮らしはそこから始まります。

何十年と住む家だからこそ、「頼んでよかった」と言っていただけること、
そして「この家が好き」と感じていただけることが、何より嬉しいです。

最初はプロに頼り、少しずつ自分の力に

pic.3 お客様のお気に入りのアンティークショップにて。世界に一つだけの椅子が出来上がります。

  • 私のコーディネートは「参加型」。
    一方的に「これが正解です」と押しつけるのではなく、一緒に選び、悩み、進めていくスタイルです。

    インテリアは正解が一つではないからこそ、そのプロセスが大切だと感じています。

最初は私の提案をベースにしつつ、やり取りを重ねるうちに、お客様のセンスが磨かれていきます。

引越しの頃には、見違えるような「インテリア力」が身についています。この力は、一生使えるスキル。
暮らしが変わっても、自分の「好き」で整えられるようになります。

プロに依頼して得られるのは、ただ「素敵な部屋」だけではありません。
「自分の選択に自信が持てるようになる」――それが、最大の価値だと思います。

一緒に空間を整えるプロセスの中で、自分らしい暮らしのかたちが、きっと見えてきます。

大人メイクとインテリアは似てる、確かなもので時間もお金を節約

先日、プロのメイクさんにフルメイクをしていただきました。
(私は特別メイク好きでもない、普通だと思います。)

「大人っぽく」、「かっこよく」、「アイシャドウはマットのブラウン」でオーダーしました。
そのときふと、「これって、インテリアのスタイルを決めるときと似てるな」と思ったのです。

  • 最近、ファッションやメイク、インテリアで「ブラウン」が注目。

    落ち着きと温かみがありながら、都会的で洗練された印象を与える色。

    グレーと同じように、イエローやブルーなど強い色も受け入れてくれます。

    ゴールドとの相性が良いのも嬉しいポイントです。

メイクもインテリアも、自分を表現する手段。

  • メイクは、色や質感の使い方で「なりたい自分」を瞬時に表現できます。

    気分や季節に合わせて気軽に変えられるのも魅力です。

    最近は、「変えていくこと」こそ大切だと感じています。
  • 一方、インテリアは毎日変えるわけにはいきません。

    だからこそ、長期的に、自分らしさや生き方を表現できるのかもしれません。

プロの力を借りる

  • メイクもインテリアも、自分でできないことはありません。
    SNSやYouTubeに情報があふれています。

    けれど私には、その「情報の多さ」がストレスでした。何を選べばいいのか、迷ってしまう。

    今回は、プロに頼って、私に合うアイテムややり方を教えてもらいました。


お化粧品はデパコス。少し高めですが、もう大人ですし(笑)、
確かなものを使うことで、時間もお金も結果的に無駄になりません。仕上がりの差も、歴然です。

インテリアコーディネーターの視点で見ても、「デパコスの色の発色の美しさ」には感動しました。
微妙な違いなんですが、それがわかるのは……職業病ですね。

アイシャドウのパレットを眺めるだけで幸せな気分になりました。
(そしてお化粧がちょっとだけ「好き」になりました。)

リビング の写真

大きめソファの写真

小さめ 一人掛け ソファ チェアの写真

ライトプラン

  • まずは気軽に相談。オンライン相談もできます。

インテリアコーディネート

  • 一番人気!新築やお引越しを機にトータルでインテリアを整える

リノベをプランニングから

  • インテリア重視のリノベーションをプランから施工まで

新築でも、リフォームでも、予算がご心配でも、
どうぞお気軽にインテリアデザインのご相談、ご依頼下さいませ

  • 「インテリアのプロに頼む」という選択肢を。

    日本ではまだ馴染みがありませんが、ご依頼いただいた方々からは「費用以上の満足」とお声をいただいています。

    家づくりには、暮らしの細部までの配慮が必要。建築士やメーカーとは異なる、生活経験のある女性の視点から、現実的でセンスある空間を実現します。
  • 「あなたのこだわりから、あなただけの居心地良い空間を」それがメイデザインのコーディネートです。

    熊本生まれ、関東育ち。アメリカでの暮らしを経て、2017年に福岡へ。20年以上、1000組超のお客様と向き合い、国内外の引越し経験も豊富。

    「やっぱり自分の家が一番好き」と思える空間を全力でお届けします。
    MAY Design 松永真由美

    ◉業務内容
    ・マンションリノベーション
    ・インテリアコーディネート

    ★マンションリノベは、専門チームで対応します。
    ご対応エリア・時期は都度、ご相談させていただきます。
    お問い合わせを心よりお待ちしております。

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